デジタルオペレーション成熟度の5つのステージ
あなたの組織は、デジタルオペレーション成熟度のどのステージに位置しているでしょうか?本eBookでは、現在のステージを確認したうえで、デジタルオペレーションマネジメントを次のステップへ進める際に役立つヒントや実践手法を詳しく紹介しています。
オペレーション成熟度とは?
オペレーション成熟度とは、ITインフラストラクチャの一貫性、信頼性、回復力をどのように管理し、維持するかということです。つまり、機能停止やシステム障害を検出してトリアージし、担当者を配置して対応し、解決するための準備がどの程度できているかということです。
デジタルオペレーションが成熟している組織における平均データ
インシデント確認までの所要時間
7分早い
担当者配置までの所要時間
11分早い
インシデント解決までの所要時間
2時間早い
ダウンタイム時間
1ヶ月あたり
14時間短い
デジタルオペレーション成熟度のどのステージに当てはまりますか?
01 | マニュアル型
チームは手作業で問題に対処するため、多大な労力を要します。旧式のシステムやプロセスではなく、最新式のインシデント管理方法があればいいのにと思っています。
マニュアル型チームの特徴:
- 問題を発見するのに四苦八苦していて、チームより先に顧客から問題を指摘されることが多い
- インシデントやエスカレーションの対応プロセスは遅く、時代遅れ(待機型のワークフローやチケットシステムなど)
- 適切なタイミングで専門家に連絡を取る手段がない
02 | リアクティブ型
いつでも緊急事態!顧客から指摘されて問題に気付くことがほとんどです。そのため、常に火消しに奔走しています。
リアクティブ型チームの特徴:
- 問題を管理するプロセスが構築されていない
- 単独で問題を解決するための専門知識や権限を持っていない
- チームが分散しているため、確実に連絡を取り、知識を共有することが難しい
03 | レスポンシブ型
ほとんどの組織がこのステージに位置しています。ある程度の可視性があり、対応プロセスも整っているため、顧客が影響を受ける前に多くの問題を解決することができています。
レスポンシブ型チームの特徴:
- 問題の特定と解決に、ある程度の自動化を利用している
- 迅速に対応を調整し、その分野の専門家を適切に配置して、問題に対処することができる
- 学習や知識の共有が、その場限りになっている
04 | プロアクティブ型
うまく対応しています。技術チームは、顧客が影響を受ける前に、問題を明らかにして解決します。
プロアクティブ型チームの特徴:
- 作業や情報の伝達をサポートするため、ある程度の自動化を実現している
- オペレーションを最適化するための自律性、結果に対する責任、権限を持っている
- 過去の問題から得た教訓を文書化して共有する方法を確立している
05 | プリベンティブ型
最高の成熟度を実現しています!問題が発生する前に先手を打ちます。常に、優れた信頼性の高い顧客体験が当たり前です。
プリベンティブ型チームの特徴:
- マシンラーニングのインサイトを活用して事前に問題を修正し、変更による将来の影響を予測することが可能
- 高度に自動化されたプロセスによって、エスカレーションや面倒な作業が不要
- 継続的な学習、改善、予防の文化を受け入れている
オペレーション成熟度のプランニングガイドをご覧いただけます
本eBookでは、専門家からのヒント、インタビュー、すぐに実行できる4つのステップをご覧いただけます。最高のデジタルオペレーション成熟度を実現するためにご活用ください