製品・アドオン
PagerDutyの優位性
おすすめコンテンツ
PagerDuty Advance
PagerDuty Advance
重要なデジタルオペレーション業務における生成AI機能

【PagerDuty on Tour TOKYO 2024開催レポート】
第四弾「エンジニアセッション編」

PagerDutyの年次カンファレンス「PagerDuty on Tour TOKYO 2024」が8月6日(火)にリアルイベントとして都内で開催されました。ニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、シドニー、東京の5都市で開かれるグローバルイベントの一つで、東京が最後の開催地でした。昨年も同様のイベントをビジネスセッションとエンジニアセッションの2部構成で開催しましたが、、昨年よりも参加者が2倍になっただけでなく、内容もさらに濃くなり、システム障害対応に対する関心の高さが感じられるイベントとなりました。

PagerDuty on Tour TOKYO 2024のブログ4本目は締めくくりとして、第2部のエンジニアセッションの内容をレポートいたします。現場のエンジニアやそれに近い立場の方々が登壇されて、システム障害に関するノウハウを発表いただきました。夕方にスタートしたこのセッションには、1日の仕事を終えた多くのエンジニアの方々にもご来場いただき、ビジネスセッションとも違ったよりフランクな雰囲気で始まりました。

MIXI活用事例:気付けない・寝られない状態からの脱却

「約10年間MIXIのインフラを支えてきたPagerDutyの活用事例」の題で、株式会社MIXIの清水勲氏(Vantageスタジオ みてねプロダクト開発部 プラットフォームグループ マネージャー)にご登壇いただきました。

MIXIグループでは2014年からサービス単位でPagerDutyの導入が拡大し、清水氏が現在担当する「家族アルバム みてね」では2021年から導入されました。

PagerDuty導入前は、オンコール当番宛のメールやチャットによるアラート通知で、「気付けない」「寝られない」という状態だったそうです。しかし、PagerDutyの導入後、確実に反応して即時に対処できるようになったとのこと。特に、エスカレーション機能や、モバイルアプリの爆音での通知がお気に入りだそうです。

Datadog:PagerDutyとのインテグレートを紹介

「DatadogとPagerDutyで改善するシステム障害対応」と題し、Datadog Japan合同会社の萩野たいじ氏(Advocacy Team, Senior Developer Advocate)にご登壇いただきました。

テーマは、DatadogとPagerDutyをインテグレートしてどう使うかについて。システムで何かが起きたかをDatadogが検知し、PagerDutyで通知することや、DatadogのSlack連携、PagerDutyのインシデントステータスをDatadogに戻して表示させることなどをご紹介いただきました。

スリーシェイク:生成AIを考慮した保守運用業務の再設計を

「生成AI時代における運用モダナイゼーションとPagerDutyの活用」の題で、株式会社スリーシェイクの尾張厚史氏(Sreake事業部・事業部長)にご登壇いただきました。

運用保守業務における生成AIの活用方法について、インシデント対応・分析や、運用レポートの作成、GitHubのソースコードからの仕様書作成、社内情報をふまえた生成AIの回答によるナレッジ共有などをご紹介いただきました。そして、PagerDutyと生成AIの組み合わせとして、生成AIを考慮した保守運用業務の再設計に関する見解をお話いただきました。

イオンスマートテクノロジー活用事例:障害対応の文化作りを進める

「エンタープライズ企業の障害対応革新 – PagerDuty導入とその成果」と題し、イオンスマートテクノロジー株式会社のDevSecOpsディビジョン SREチームの齋藤光氏と林如弥氏にご登壇いただきました。

前半は齋藤氏が、同社で行ってきた障害対応の改善とその歴史についてお話いただきました。対応の情報が共有されない状態から、SREチームを作り、オブザーバビリティ基盤の整備や、記録の文化作りなどを実施されてきました。

続く後半では、林氏からPagerDutyの利用についてご紹介いただきました。オンコールスケジュールなどによる柔軟な設定や、モニタリングツールとの連携などを活かして利用しつつ、GUIからの設定などを使ってPagerDutyの民主化を社内で進められいます。そのほか、イベント当日に一般提供が開始された生成AI機能のPagerDuty Advanceのベータ版を検証されてきた点もご紹介いただきました。

エンジニアの皆さんが和やかに交流

エンジニアセションの終了後、会場を移動して、Lightning Talkを兼ねた立食パーティでは、エンジニアの皆さんとPagerDutyのメンバーの交流が和やかに行われました。

そのほか、コミュニティ活動を表彰するPagerDuty Community Awardも発表され、受賞者に表彰盾が渡されました。

最後に参加者全員で記念撮影をして、グローバルイベントの最終開催地、東京でのPagerDuty on Tour TOKYO 2024が無事閉幕しました。

参加者によるレポート

参加者や登壇者によるレポートも上がっていますので、こちらも併せてご覧ください!
PagerDuty on Tour TOKYO 2024に登壇する機会をいただきました!
【PagerDuty on Tour TOKYO 2024】レビュー : AIとPagerDutyが拓く新時代のインシデント管理
【PagerDuty on Tour TOKYO 2024】新たな発見と驚き満載!!のイベント参加レポート

PagerDutyを14日間無料で試してみる

700以上ものツールと連携。システム障害を自動的に検出・診断するだけでなく、適切な障害対応メンバーをアサインし、デジタル業務全体の修復ワークフローを自動化します。

PagerDutyイメージ

この記事が気になったら

  • Facebook
  • LinkedIn
  • twitter
  • はてなブックマーク

PageDuty公式アカウントをフォロー

  • Facebook
  • LinkedIn
  • twitter

関連ブログ記事関連ブログ記事

検索検索
タグタグ
インシデントをより早く・少ないリソースで解決
閉じる