ソリューション解説動画
現代のシステム運用を取り巻く課題 / 現場エンジニアを救う処方箋とは?
システムが複雑化し、その変化も加速する中、システム運用を担う現場エンジニアの負荷は日々高まっています。
「インシデント対応」を例に、具体的に現場でどのような課題があるのかをご紹介。
そして、それらの課題をPageDutyがどのように解決できるのか、デモを交えて解説します。→ PagerDutyの資料をみる(無料)
みなさん、こんにちは。PagerDuty Product Evangelistのjacopenです。
3月にPagerDuty Japan Community Meetup Vol.2を開催しました。開催の様子はこちらの記事をご覧ください。
https://www.pagerduty.co.jp/blog/japan-community-meetup-vol2
このJapan Community Meetupは、今後も継続して行っていきます。おおよそ四半期に1回のミートアップを中心とし、オンラインイベントやその他媒体を利用しての情報発信を行っていく予定です。 既存のユーザーはもちろん、これからインシデント管理をやっていこうと考えているSREや開発者まで、さまざまな方が参加・登壇できるコミュニティを目指しています。一緒に盛り上げていきましょう!
まだ詳細な情報をお出しできていませんが、8月ごろにすごく大きなイベントも計画しています。そちらについても決まり次第情報を公開していきたいと思います。
ちなみに、PagerDutyにはもっと大きなコミュニティがあるのをご存じでしたか? 本記事では、これまでは日本であまりご紹介できていなかった、グローバルで展開するPagerDutyコミュニティについてご紹介します!
目次
グローバルのPagerDutyコミュニティは、PagerDutyのAdvocateチームが中心となって運営されています。
まずこちらがPagerDutyコミュニティのフォーラム。PagerDutyに関する質問やディスカッションを行う場合は、こちらを活用してみてください。英語中心ではありますが、もし希望が多ければ日本語で話せる場所を作ってもいいかなと考えています。
また、YouTubeやTwitchでも積極的にライブ配信を行っています。こちらも英語となってしまいますが、さまざまなゲストをお呼びしてトークショーを行っていますので、是非ご覧頂ければ幸いです。
https://www.youtube.com/@Pagerduty/
https://www.twitch.tv/pagerduty
ここからは、昨年末にAdvocateチームの面々が書いてくれたコミュニティの振り返りをご紹介します。
2023年はデベロッパーリレーションチームにとってかけがえのない1年でした。デベロッパーアドボケイトチーム、通称「Avocados」のメンバーは、「アジア・ヨーロッパ・北米・オセアニア4大陸」のエンジニアコミュニティにおいてPagerDutyの存在感を高めることに尽力しました。そこでAvocadosメンバーたちに、2023年のハイライトを共有してもらうことにしました。それでは彼らのベストストーリーをご覧ください。
👇 ポルトガルにおけるPagerDutyコミュニティに関するコメント
「私は、2023年の8月にDormain、Kat、Mandi、Tara、Tiagoが所属するコミュニティ&アドボカシーチームに加わり、コミュニティフォーラムの管理を担当し、その改善に努めてきました。その結果、アクティブなメンバーも増え、メンバー同士の話し合いを通じたサポートの機会も増えました。また、製品に関する知識の共有や鋭い意見の交換も行われるようになり、改善の苦労が報われ嬉しく思います。2024年にはこのプログラムに新たな機能が加わりますのでご期待ください。
チームに加わってからこの数ヵ月間は、貴重な経験と多くの学びを得た有意義な日々でした。9月には、Kat、Mandi、TaraがTiagoと私が拠点とするリスボンを訪問し、お互いを知ってこのチームの目的を確認する良い機会となりました。また、10月にロンドンで行われたPagerDuty Connectでプラットフォームアドボカシー部門VPであるDormainやUKチーム、そしてカスタマーチャンピオンの方々と話す機会を得ました」
👇 アメリカにおけるPagerDutyコミュニティに関するコメント
「2023年はさまざまな場所でPagerDutyのイベントが開催されました。オハイオ州のサンダスキーで開催されたCodeMashから始まり、ロンドンで行われたWTFisSREとSREday、カリフォルニア州のパサデナでのSCaLE。さらに、ボルチモア、ニューヨーク、アトランタではDevOpsDaysが開催されました。また、All Day DevOpsやDeveloperWeekのような対面式とバーチャル両方で行われたイベントでは、実際に来場できない仲間たちとも交流できました。」
「2023年のPage it to the Limitには、100を超えるエピソードが寄せられました。100回目のエビソードでお話を紹介させていただいた皆さんには心より感謝いたします。これまでにPagerDutyのCTOであるTim Armandpourの他に、Helen Beal氏、Gene Gotimer氏、J Paul Reed氏、そしてJJ Asghar氏といった魅力的なゲストに多数ご参加いただきました。このPage it to the Limitに参加希望の方はぜひお知らせください。テクノロジー業界で働く皆さんの活躍をお聞かせいただければと思います」
「ライブ配信でも充実したコンテンツをお届けしました。Abby Allen氏とVivek Raj Saxena氏とのセッションでは、SMSのコミュニケーションの課題について深く専門的な話をしていただき、またコミュニティで多くの質問が寄せられた「PagerDutyがなぜ多くの通知ツールをサポートしないのか」という点についても答えてもらいました。その様子については、以下からご覧いただけます」
「Failure Fridayは、PagerDutyのエンジニアリングカルチャーの中で重要なものとして位置づけられています。障害の発生を事前に防御するには、まずその原因を理解する必要があるからです。Rich Lafferty とStevenson Jean-Pierreに、PagerDutyのFailure Fridayについて話してもらいました。Failure FridayやFailure Anydayといった取り組みをまだ試していない方はぜひご覧ください。」
「2024年はさらに多くの魅力的なコンテンツをご用意していきます。対面式のイベントで皆さんとお目にかかれることを楽しみにしています」
👇 Taraコメント
2023年、デベロッパーリレーションチームは世界各地を訪れました。ムンバイで行った最初の講演では、高度なインシデント管理の原理について話をしました。「自分がPagerDutyの顧客だった時代を思い出しました」とTaraは語っています。
ロンドンで開催されたDevRelConで、彼女は新たなテーマで講演を行いました。「かねてからそのカンファレンスで講演したいと思っていました。しかも場所は大好きな街ロンドン。”メンタルヘルスと燃え尽き症候群”をテーマとしてお話ししました。心理的な動揺を引き起こす状況を熱心に理解しようとする心ある方々に聴いていただき、参加できたことを嬉しく思います」
Taraにとって2023年の嬉しい出来事といえば、Tiago BarbosaとXenda Amiciという2人の新しいチームメンバーを迎えられたことです。「リスボンでメンバーと対面できてとても嬉しかったです。2024年は最高の年になりそうです」
2023年春と秋、特にPagerDutyコミュニティイベントが目白押しでした。そのうちの印象的なものをご紹介します。
Elevate CXは、顧客サポートと顧客重視のコミュニティにとって貴重なコミュニケーションの場であり、よくまとめられて理解しやすいイベントでした。講演者の数は限られていましたが、彼らと参加者との間の強い連帯感が感じられました。参加できたのは春のイベントだけで秋のイベントには参加が叶いませんでした。しかし、その2日間に学んだことやその場の連帯感は、今でも心に残っています。この国際的なイベントをまとめ上げたKudos社のチームやSarah Hatter氏をはじめとし、スタッフの皆さんに感謝いたします。
2023年は、フィラデルフィアとラスベガスで開催されたSupport Drivenのイベントに参加しました。顧客サポートのコミュニティにおけるレジリエンスと知識共有への献身的な姿勢が印象に残りました。講演者やそこで新たに出会った人々との人脈を築くことができました。また、オンラインで知り合った方々と実際に会う機会を得られたことを光栄に思います。
DevopsDays Taipei、Devops BarcelonaそしてSREDayでは、海外から講演者として参加した私を温かく迎えていただきました。主催者の皆さんのおかげで、現地での講演は非常に価値のあるものとなりました。
講演の有り無しに関係なく、この1年に参加したどのイベントでも会場の廊下で声をかけていただき、インシデント管理の状況について話をする機会が得られました。スピーチをすることはとても楽しみですが、イベントに参加する本当の理由はこのような会話ができることです。初めてインシデント管理に取り掛かろうとしている人や、業務をシンプルにしチームが働きやすくする必要性を感じている人など、さまざまな方たちが抱える課題を共有してもらえることは私にとって何よりのメリットです。これからもイベントで私の姿を見かけたらぜひ声をかけてください。
また、ポッドキャスト用にエピソードの録音も行いました。中でも記憶に残っているのが、Pagey’s Nostalgia Hourで、在職期間の最も長いDutonian(PagerDutyで働く仲間)たちと思い出をたどりながら、エピソード100回記念を祝ったことです。かつての様子を語るのはとても楽しく、また同時に今日までPagerDutyがいかなる進歩を遂げたかを認識する良い機会になりました。
私がホストを努めた2つのエピソード、Sustainable On-Call Culture with Paige at ChronosphereとBridging the Gap Between Customer Support and Engineering with Rachel at Redmonkでは、盛りだくさんの情報をご紹介しています。是非聞いてみてください。
もう1つのハイライトとして挙げられるのが、リスボンでチームメンバーが直接会って交流できたことです。メンバーは世界各地に散らばっているため、顔を合わせるのはズームを介してか、私たちのうちの2名が同じイベントでスピーチをする機会がある時だけです。数日にわたるプランニング業務を通じて、交流を深めることができました。何より、エッグタルトを一緒に作ったのは楽しい思い出です。
「PagerDutyのデベロッパーリレーションチームに加わって約半年が経ちますが、今この環境で働けることをとても嬉しく思っています。まだ短い期間ですが、PagerDutyで働くたくさんの優れた人々と出会い、自分のチームやその他の部門のメンバーと関わるようになりました。情熱と知識に溢れたPagerDutyのメンバー1人ひとりから毎日刺激を受けることで、私も自分の全力を尽くしたいという気持ちが湧いてきます。
PagerDutyに入社してからさまざまな活動に従事してきました。それは、PagerDutyのポッドキャスト(Page It to The Limit)の運営から、ライブ配信のホスト、記事『From Chaos to Actionable Insights with PagerDuty Integrations and Automation』の発行、1対1のミーティングやコミュニティフォーラムでのさまざまな顧客サポートにまでおよびます。
ここに挙げた業務はほぼ自宅からリモートで行いましたが、今後は現地に出向いて顧客により良いサービスを提供する方法を学びたいと思います。2023年はロンドンとシカゴを訪問する機会に恵まれました。2024年もさらに多くの場所を訪れ、皆さんと直接お会いできる機会があればと願っています。
また、2023年における私のメインゴールは、 PagerDuty plugin for Backstageのメンテナーになることでした。このプラグインにより、PagerDutyはオープンソースを通じた開発者コミュニティと協業が可能になり、非常に素晴らしいプロジェクトにも貢献できます。またBackstageの利用はPagerDutyの顧客体験の向上にもつながります。PagerDutyのプラグインについて、詳しくはこちらをご覧ください。
2024年のためにチームがコミュニティに向けて準備してきたものをご覧いただきたいと思います。それまで今しばらくお待ちください」
2023年11月に日本のチームに新たに加わったチームメンバー、私jacopenが初めて登場します。またリスボンのチームにも間もなくデベロッパーアドボケイトのメンバーが加わります。
PagerDutyコミュニティに参加することで、世界に多数いるPagerDutyユーザーとつながりましょう。そして、ヒントやコツ、ベストプラクティスを学び、ネットワークを広げ、疑問を投げかけ、考えやアイデアを共有し、プロジェクトをアピールし、製品へのフィードバックをしましょう。可能性は無限です。community.pagerduty.comで今すぐ登録しコミュニティの一員になりましょう。
PagerDutyはTwitch上で活動しています。PagerDutyのすべてを網羅するストリーミングをお見逃しなく!次のようなレギュラー番組も用意しています。The Unplanned Show with Dormain! (月曜日)、 Terraform Time with José Antonio! (水曜日) 、HowTo Happy Hour (金曜日)。見逃した方は、PagerDuty on LinkedInをフォローまたは、YouTubeのPagerDuty公式チャンネルを登録してください。TwitchRecapで2023年のライブ配信の要約を作成しました。こちらからご覧いただけます。
PagerDutyのポッドキャスト番組Page It to the Limitもお忘れなく。PagerDutyコミュニティチームがホストを務めるこの番組では、”本番環境におけるソフトウェア運用の意味”に焦点を当て、システム信頼性とそのサポートを担う人びとの勤務環境の改善につながる、ソフトウェア業界のベストプラクティスを紹介します。お好きな音声配信サービスで番組をフォローしてください。
では皆さま、PagerDutyコミュニティでお会いしましょう!
システムが複雑化し、その変化も加速する中、システム運用を担う現場エンジニアの負荷は日々高まっています。
「インシデント対応」を例に、具体的に現場でどのような課題があるのかをご紹介。
そして、それらの課題をPageDutyがどのように解決できるのか、デモを交えて解説します。→ PagerDutyの資料をみる(無料)
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