PagerDuty製品アップデート情報(2024年10月)

2024.10.09更新

本記事では、日本のPagerDutyユーザー皆様に「ぜひお伝えしたい最新の製品アップデート情報」をピックアップしてご紹介します。本記事以外の製品アップデート情報については「プラットフォームリリースノート(全体・モバイル版)」をご確認ください。

1️⃣【製品アップデート情報-PagerDuty-】

▶️AIOpsコンテンツベースのアラートグループ機能で、電子メールによるアラートのサポートを開始　　

コンテンツベースのアラートグルーピングは、電子メールアラートをサポートするようになりました。この機能により、アラートグルーピング機能が強化され、コンテンツベースのアラートグルーピングと統合アラートグルーピング(インテリジェント型とコンテンツベース型のグルーピングタイプを組み合わせたもの)の両方で、電子メールアラートを効果的に評価できるようになりました。電子メールアラートを当社のグルーピングシステムに組み込むことで、様々なチャネルを介して届く通知の処理に、より包括的なアプローチを提供できるようになりました。詳細については、このナレッジベースの記事をご覧ください。

▶️PagerDuty Advanceが日本語に正式対応！　

PagerDuty Operations Cloud向けの一連の生成AI機能である、PagerDuty Advanceの一部機能が正式に日本語に対応しました。こちらのアップデートにより、ユーザーは日本語を使用して、反復的で時間のかかるタスクの負担を軽減することが可能になります。
今回日本語に対応した機能は以下になります：

PagerDuty Advance AIアシスタント機能

Incident Insights: 「最近行った変更は？」「過去の類似インシデントを教えて」等
Incident Summarization: 「何があったの？」等

現在、BusinessおよびEIMをご契約のお客様につきましては、すぐにお試しいただけるクレジットが付与されておりますので、ご関心のあるお客様はこちらのナレッジベースの記事に記載されている手順にしたがって、有効化の作業をお願いいたします。

PagerDuty Advanceご紹介ページ：https://www.pagerduty.co.jp/platform/generative-ai/

▶️Incident WorkflowsでJava Script実行できるように

Incident WorkflowsでJava Scriptを実行できるようになりました。SlackやWebhookなどに実行結果をOutputすることができます。
詳細については、このナレッジベースの記事をご覧ください。

2️⃣【製品アップデート情報-他社システムとの連携関連-】

▶️Jira Cloudアプリケーション用の新しい構成API

このアップデートにより、Jira Cloudの設定を一括で効率的に管理できるようになりました。このAPIを使用すると、Terraformを使用して構成管理を自動化でき、プロセスをより効率化できます。詳細は、開発者向けドキュメントをご覧ください。

3️⃣【製品アップデート情報-Early Access-】

▶️Early Access：Incident Types ＊EIMのお客様向け

インシデントを異なるカテゴリーに分類し、それぞれにカスタマイズされた対応ワークフローを適用できるようになりました。重大インシデント、セキュリティインシデント、またはカスタムタイプなど、どのようなインシデントにも対応可能です。インシデントワークフローやカスタムフィールドと緊密に統合されたこの新機能により、SLAを満たすためのより正確な対応と調整を実行できるようになります。
Early Accessに登録する

▶️Early Access：PagerDuty Advance—Microsoft Teamsのサポートをを追加他

GenAIを搭載した3つの新機能の早期アクセスを開始しました。

PagerDuty Advance AIアシスタント機能のMS Teamsサポート
PagerDuty Advance AIアシスタント機能による、設定方法等の案内。PagerDutyナレッジベースの情報を元に、適切な設定方法をチャットで回答します。
GenAI機能の利用価値を明確に示すスナップショットを提供するPagerDuty Advance Analyticsダッシュボード(MTTA/MTTRの改善、時間の節約、最も使用されたアクション等)

試してみたい方は、Early Accessのお申し込みをお願いいたします。

4️⃣【EOL関連情報】

▶️再掲：Event RulesのEOLのお知らせ (2025年1月予定)

Event Rulesは、2025年1月31日にサポート終了（EOL）となる予定です。
私たちは、お客様のために、イベントを起点とした堅牢で信頼性の高い完成された機能と自動化の価値向上にリソースを捧げるために、この決定を下しました。Event Rulesの進化形であるEvent Orchestrationは、現在利用可能であり、ユーザーがルールのボリュームを圧縮し、ノイズを削減し、よく理解された手作業をより効果的に自動化するための最良の方法です。Event Orchestrationは、Event Rulesと同じ機能を持ち、同じように厳しくテストされたバックエンドアーキテクチャを使用しています。

移行方法等、詳細につきましてはこちらのナレッジベースをご確認ください。